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石けんQ&A

「石けんの基礎知識Q&A」

●石けん原料は安全?

●そもそも石けんって何?どうやってつくるの?

●石けんの種類には、どんなものがあるの?

●合成洗剤(合成界面活性剤)との違いは?

●本物の石けんを選ぶときに見なければいけない表示は?

●原料によって石けんの性質は違うの?

●石けんには石けん素地のほか、どのような成分が使われているの?

●石けんは環境にもやさしいの?

●暮らしにおける石けん(シャンプーや洗剤なども含む)の意義は、どんなところにあるの?

●無機物であるセスキ炭酸ソーダが環境に負担が少ないというのは、どういう意味ですか?

●石けん原料は安全?

牛脂を原料とする脂肪酸については、精製工程にてBSEの不活性化処理条件(200℃、40bar、20分の加水分解法)を満たしており、安全性に問題はありません。安心してご使用ください。

●そもそも石けんって何?どうやってつくるの?

「石けん」とは、油脂または脂肪酸をアルカリでけん化、あるいは中和して得られる「脂肪酸のアルカリ塩」です。油脂をアルカリでけん化する「けん化法」と、油脂を分解して得られる脂肪酸をアルカリで中和する「中和法」の2通りの方法で製造されます。さらに、固形石けんの場合には、けん化法または中和法で得られた石けんの素地の乾燥・成型工程を行いますが、その方法にも「機械練り法」と「枠練り法」の2通りの方法があります。

●石けんの種類には、どんなものがあるの?

固形石けん、液体石けん、粉石けんがあり、特殊なものとしては、透明石けん、浮き石けんなどがあります。固形・粉石けんには、アルカリ剤として水酸化ナトリウムが使用され、液体石けんなどには水酸化カリウムが主に使われます。このため、ナトリウム石けんを硬石けん、カリウム石けんを軟石けんといいます。

●合成洗剤(合成界面活性剤)との違いは?

石けんは酸性物質の影響や、濃度が薄くなると分解したり、水中のミネラル分(カルシウム、マグネシウムなど)と結合して金属石けん(石けんカス)になることにより簡単に界面活性能力を失います。しかし、合成洗剤は界面活性能力を失いにくい点が大きな違いです。
また、石けんは単純な構造のため作り方もシンプルですが、合成洗剤は複雑な工程を経て作られるものがほとんどであり、自然界ではありえない人工的な高温・高圧等の特殊な条件が必要です。

●本物の石けんを選ぶときに見なければいけない表示は?

家庭用品(洗濯用、台所用、住居用)の場合、石けんであれば裏面表示の品名に「○○用石けん」と表示されています。石けん以外の合成洗剤も使っている場合には、配合割合によって「複合石けん」や「合成洗剤」の表示になります。人の体に使用される清浄用化粧品(浴用石けん、シャンプー、洗顔料など)の場合は、石けんか合成洗剤かの表示上の区別はありませんが、2003年の4月より全成分表示が開始されましたので、「石ケン素地」、「ラウリン酸ナトリウム」などの石けんの表示を確認することで見分けがつくようになりました。

●原料によって石けんの性質は違うの?

石けんの性質は脂肪酸の種類によって異なります。例えばヤシ油などに多く含まれるラウリン酸の石けんは、水に溶けやすく泡立ちが良い石けんです。またオリーブ油などに多く含まれるオレイン酸の石けんは、洗浄力が強いことが特徴です。

●石けんには石けん素地のほか、どのような成分が使われているの?

まず、使用感の向上を目的として、保湿剤や植物エキスなどがよく配合されます。また、変質防止や酸化防止のために、旧表示指定成分であるエデト酸塩やジブチルヒドロキシトルエンなどを添加しているものもあります。 選ぶときには石けん以外の合成界面活性剤を配合していないか、また石けん以外の成分としてはどういった成分を配合しているのかを見ることが大切だと思います。

●石けんは環境にもやさしいの?

石けんは前述の通り分解したり、石けんカスになることにより、簡単に界面活性能力を失い、その後、微生物による生分解を受けて約1日で水と二酸化炭素に分解されます。一方、合成洗剤は界面活性能力を失いにくく、生分解にかかる時間も石けんに比べると長いため、環境に影響をおよぼす可能性が考えられます。

●暮らしにおける石けん(シャンプーや洗剤なども含む)の意義は、どんなところにあるの?

弊社は毎日の生活に石けんを取り入れる事を提案しています。せっけんを上手に利用するためにその性質を理解することが、ひいては私たちの身の回りにある合成洗剤をはじめとする様々な化学物質を深く考えるきっかけになればと思います。

●無機物であるセスキ炭酸ソーダが環境に負担が少ないというのは、どういう意味ですか?

無機物には、水や金属、塩類、また水素、酸素、窒素などの気体があります。有機物は生物によって一度生分解されなければ自然界に吸収されませんが、無機物は分解される必要がなく、そのまま自然界で吸収されていきます。セスキ炭酸ソーダは無機物なので環境に負荷が少ない、ということになります。


 

 
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