地の塩社は、1970年代高度経済成長期、世の中の発展と合わせて公害も増えていた時代に、「公害にならないものを作りたい」 そんな想いで、せっけん洗剤作りを始め、家庭から排出される廃食用油を粉石けんへリサイクルする運動からスタートした会社です。
そのため地の塩社は、地球環境の保全を重要課題とする社会の一員として、全ての企業活動を通じ、人の健康と環境の保全に積極的に取り組み、その活動の中で、太陽光発電やRSPO・ジェンダー平等・環境負荷の少ない無機洗浄剤の推進などの取り組みを行っております。
また、現在は下に記載しています項目への取り組みを推進しておりますが、他の目標への取り組みに関しても一歩一歩取り組んでいく所存です。
石けんメーカーから始まった当社では、石けんの原料であるパーム油に関する問題を少しでも早く解決に導くために、持続可能な開発目標(SDGs)に関連が深いRSPOに加盟しました。
RSPOとは、環境への影響に配慮した持続可能なパーム油を求める世界的な声の高まりに応え、世界自然保護基金(WWF)を含む関係団体が中心となり設立された団体です。
RSPOは、手付かずの森林や保護価値の高い地域にアブラヤシ農園を開発しないこと、労働者・小規模農園との公平な関係(フェアトレード含む)などを定めています。日本では(2020年6月29日現在)、大手食品・日用品メーカーを中心に206社がRSPOに加盟しています。
現在、地の塩社は認証パーム油を使用した石けん作りを進めており、段階的に石けんの原料を置き換えていく計画です。石けんすべての原料を認証油に切り替えるには、専用設備の建設など大規模な投資が必要になるため大手企業のようにはいきませんが、できることから始め、真摯にこの問題に向き合っていきたいと考えています。
<対象となるSDGs項目>
8.働きがいも経済成長も
すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する
※ターゲット8.4に該当:
2030年までに、世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させ、先進国主導の下、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組みに従い、経済成長と環境悪化の分断を図る。
10.人や国の不平等をなくそう
国内および国家間の格差を是正する
※ターゲット10.3に該当:
差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、ならびに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する。
15.陸の豊かさも守ろう
陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
※ターゲット15.1に該当:
2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする
陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
※ターゲット15.2に該当:
2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、
劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。
環境負荷の少ないクリーン電力の使用を推進するために太陽光発電システムを 2013年3月に設置し、太陽光発電を行っています。
年間のCO₂削減量は、約17,800 kg-CO₂
年間平均56,592 kWh(月平均4,716kWh)
(計算式:0.3145 kg-CO2×1kWh ※2014年1月~2017年12月の年間平均発電量より算出)
CO₂年間削減量を杉の木に換算すると約1,271本分!
年間CO₂削減量:17,800kg÷14kg=1,271本
※環境省・林野庁「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」より杉の木1本当たりの二酸化炭素吸収量は約14kg(年間)に 相当
<対象となるSDGs項目>
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネ ルギーへのアクセスを確保する
※ターゲット7.2に該当:
2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
「入社試験」、「昇進」、「給与」、「福利厚生」など、雇用に関して男女を平等に扱っております。
<対象となるSDGs項目>
5.ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
※ターゲット5.1に該当:
あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
自然界にもともと存在する無機物(分解の必要がない)なので、合成洗剤に比べ、環境への負荷が少なく、水への化学物質の放出を大幅に削減することができます。
また現在では、アルカリ系無機洗浄剤としてポピュラーになった「 セスキ炭酸ソーダ 」ですが、現在の用途(お掃除)で一般的に販売される前に、当社は「 アルカリウォッシュ 」の商品名として2000年に発売し、「 セスキ炭酸ソーダ 」を掃除・洗濯用洗浄剤として日本に広めた経緯もあります。
<対象となるSDGs項目>
12.つくる責任 つかう責任
持続可能な消費と生産のパターンを確保する
※ターゲット12.4に該当:
2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
※土日祝 特別休暇除く
※受付時間をお確かめの上お電話ください